豪雨で汽車の止まったホームで待つ男、そして待合室で待つ女、彼らは神田明神を見つめながら昔のことを思い出す。その男、秦宗吉は田舎から出てきたが絶望し、自殺しようとしていたところをその女、お千に助けられたのだった。お千は情夫に悪事の片棒を担がされながら、宗吉を生きがいとして生きるようになっていき、宗吉も苦しい生活を送りながら、医者になるという夢を果たそうと努力するが… 泉鏡花の『売色鴨南蛮』を溝口が映画化。溝口最後のサイレンと作品で、音楽と活弁士・松井翠声の解説とが録音されたサウンド版として製作された。また、溝口の第一映画移籍第一作に当たり、この作品以降山田五十鈴とのコンビでヒット作を連発した。
沟口+镜花+斋藤弁士=太相似的故事(阿千与白绢之瀑)。甘愿付出的女人能低进尘埃卖身借债离家杀人,最后毁灭自身,就像易毁的纸门,就像无法真正展翅的纸鹤。被支援被拯救的男子显得多软弱,出世却也无法走出去那份恩的影子。怎么都是个悲。
又是一部经过后期配音加工的沟口健二的早期默片,山田五十铃主演。其实剧情上与《白绢之瀑》比较像,都是一个妓女(艺伎)攒钱帮助男人完成学业的苦情故事,当然与都是泉镜花编剧有点关系吧。不过这一部只有英文字幕,而且不算很全,大部分旁白的字幕都没有,在一定程度上影响了观感。
佐藤忠男说,这里边儿有沟口自个儿的影子……
女性永恒悲惨的命运将永无救赎可能